ご案内
PL法対策でお困りの方は林田学「中小企業・下請企業のためのPL法の対策実務」(日本実業出版社)をお勧めします。著者の林田学さんは大学教授、弁護士の他、PLセンターの委員も勤められ、理論と実務の双方に精通しておられます。
目次を見てみましょう。
「はしがき 〜PL法施行後の状況〜
1章 PL法がわかるためのQ&A
1 PL法の一般知識 16
[1]PL法ってそもそも何だろう 16
製造物責任法(PL法)とは何か 16
PL法ができた理由 16
PL法ができる前の法律 16
PL法と民法の関係について 17
PL法の要件とは何か 18
契約責任とは何か 18
不法行為責任とは何か 20
土地工作物責任とは何か 21
[2]PL法の条文を解釈する(基礎編) 22
PL責任を負う製造業者等とは 22
PL法の対象となる「製造物」とは何か 22
PL法2条の「業として」とは 23
PL法2条の「加工」とは 24
表示について 24
民法709条の「過失」とPL法の「欠陥」の違い 24
欠陥にはどのような類型があるか 26
被害者の行為が介在しない場合の「欠陥」とは 26
被害者の行為が介在する場合の「欠陥」とは 27
被害者の行為が想定できる場合~1 28
被害者の行為が想定できる場合~2 29
被害者の行為が想定できる場合~3 29
「当該製造物についてのみ生じた損害」とは 30
いつの時期の製品からPL法は適用されるか 31
PL責任はいつまで続くか 31
[3]PL法の条文を解釈する(応用編) 32
PL法の被害者とは誰か 32
商標を貸していればどうなるか 32
保証書とPL責任の関係は 33
国の基準をクリアした製品のPL責任は 33
「故障」のために損害・被害を被った場合は 34
2 責任主体別にPL責任を見る 35
販売業者の場合 31
住宅メーカーの場合 35
住宅部品とアセンブラー(組み立て業者)の場合 36
ゼネコン(総合建設業者)の場合 36
設置業者の場合 37
部品・原材料メーカーの場合 37
修理業者の場合 38
輸入業者の場合 39
OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーの場合 39
PL責任が複数存在する場合 39
商社の場合 40
広告代理店の場合 40
中古品業者の場合 41
リサイクルショップの場合 41
3 PL対策について 43
[1]社内体制・社内組織のつくりかた 43
どんな体制・組織にするか 43
[2]事前の予防策(PLP=Product Liability Prevention) 44
設計・製造のミスを防止する方法 44
ISO9000シリーズとは 44
ISO9000シリーズを導入するには 45
表示の欠陥について 48
表示の媒体について 48
どういう情報を盛り込むか 48
表示のレイアウトについて 49
<表示の要素>/<表示する事項>/<危険のレベル>/<物 的損害の程度>/<表示が指す使用者>/<表示の内容>/<指示文表示>/<絵表示をつける>/<表示の大きさ>/<本体への表示>/<製品本体以外への表示>/<安全点検>
盛り込むべき情報の中身は 53
[3]発生後の防御策(PLD=Product Liability Defense) 54
損害賠償請求への対応のしかた 54
データ、資料等の保管の期間は 54
PL保険とは 55
4 PL問題の実際 56
PL事故の発生件数 56
これまでのPL訴訟 56
弁護士への報酬は 57
PL訴訟のこれから 57
訴訟内容に変化は現れるか 61
PL法で何が変わるか 62
ADR(裁判外紛争処理)とは 63
行政による中小企業への支援 64
大企業のしわ寄せに対する「中小企業の相談窓口」は 65
2章 PL訴訟の実際
1 鍵を握るPL弁護士団 70
■1.PL弁護団とは何か 70
■2.PL弁護団の活動状況について 70
2 PL訴訟の手続き 73
■1.PL訴訟で立証する必要があるもの 73
■2.PL訴訟に必要な証拠の収集 73
■3.PL訴訟と和解 80
3章 ADR(裁判外紛争処理)の実像と現状
1 ADRとは何か 82
2 ADRの現状は 84
[1]紛争処理を行うもの 84
◆1 住宅部品PLセンター 84
◆2 家電製品PLセンター 92
◆3−1 自動車製造物責任相談センター 100
◆3−2 日本自動車輸入組合消費者相談室 100
◆4 ガス・石油機器PLセンター 101
◆5 消費生活用製品PLセンター 103
◆6 化学製品PL相談センター 106
◆7 生活用品PLセンター 106
◆8 医薬品PLセンター 109
◆9 化粧品PL相談室 109
◆10 防災製品PLセンター 114
◆11 清涼飲料相談センター 115
◆12 玩具PLセンター 115
[2]紛争処理を行わないもの 118
◆1 自動車PL相談室 118
◆2 建材PL相談室 118
◆3 塗料PL相談室 119
<企業からの相談のみ受けるもの> 119
◆1 包装機械PLセンター 119
《コラム》ADRにまつわること 120
4章 クレーム処理のしかた
1 クレーム処理のしかた 122
■1.クレーム処理の流れ 122
■2.クレーム処理の注意点 122
2 クレーム処理のケーススタディー~百貨店の場合 132
事例1(火傷@)/事例2(火傷A)/事例3(火傷B)/事例4(負傷@)/事例5(負傷A)/事例6(負傷B)/事例7(負傷C)/事例8(負傷D)/事例9(負傷E)/事例10(異物混入@)/事例11(異物混入A)/事例12(食中毒)/事例13(皮膚障害@)/事例14(皮膚障害A)/事例15(皮膚障害B)/事例16(皮膚障害C)/事例17(その他の人的損害)/事例18(物的損害)
《コラム》クレームにまつわること 150
5章 PL対策のための文書の作成・管理のしかた
1 文書の作成はどう行うか 152
2 上手な保管のしかたは 152
6章 訴訟を招かない、親切な表示のノウハウ
1 製品安全対策の考え方 160
[1]矛盾をどう受け止めればよいか 160
[2]分析的に考えてみよう 160
2 表示の基本的考え方 162
そもそも表示とは何ですか? 162
表示に問題があるとどうなりますか? 162
なぜ表示は必要なのですか? 162
3 表示のガイドライン 163
■ガイドラインについて 163
■ガイドラインの例(抄) 163
◆1 社団法人日本ジュエリー協会 163
◆2 社団法人日本食品機械工業会・社団法人日本乳機器協会・協同組合日本製
パン製菓機械工業会・全国食肉水産加工機械工業協同組合・全国醸造機器工業組合・日本製茶機械工業会・日本製麺機材工業会・全国豆腐機器工業会 168
◆3 社団法人日本電機工業会(重電機器) 173
◆4 社団法人日本産業機械工業会 176
◆5 社団法人自動車PL検討委員会 177
◆6 被服メーカー 178
◆7 社団法人日本電機工業会(電動工具) 179
◆8 社団法人型式浄化槽協会 182
◆9 社団法人日本LPガス供給機器工業会 184
◆10 社団法人日本硝子製品工業会 PL対策委員会 190
◆11 軽金属製品協会 194
◆12 社団法人日本塗料工業会 201
◆13 社団法人日本化粧品工業連合会 206
◆14 社団法人日本ガス石油機器工業会(略称JGKA) 211
◆15 表示・取扱説明書適正化委員会 214
◆16 社団法人日本玩具協会 219
◆17 社団法人日本蓄電池工業会 221
◆18 通信機械工業会 229
◆19 社団法人日本オフィス家具協会 232
《コラム》表示にまつわること 234
7章 企業間契約の上手な結び方
1 責任追及の流れを知っておこう 236
[1]被害者に訴えられるのは大企業 236
[2]中小・下請企業に責任分担・転嫁 !? 236
2 企業間契約にPL責任を盛り込む 238
[1]PL責任の分担をどう定めるか 238
■基本は落ち度の証明を要する形 238
■有利さをもっと確実にする 240
(1) 最も効果的な企業間契約の結び方 240
(2) 最低限必要な企業間契約の結び方 242
(3) Q&A 243
@ 企業間契約をしなかった場合 244
A 不利な誓約書・覚書を求められた場合 245
B 「不利な」契約書の有効性について 245
C 契約書の改訂を一方的に通知した場合 246
D 契約書や覚書でも印紙(税)は必要か 246
3 企業契約におけるPL保険の意味は 247
[1]PL保険の上手な活用法 247
(1) 4つの保険戦略 247
(2) 方式に対する保険会社の考え方 248
[2]PL保険に関する公正取引委員会の指針 251
4 検収・品質保証が強化される 253
[1]親会社の要請にどう応えるか 253
■二つの予防強化策 253
■どう対応するか 253
[2]検収等に関する公正取引委員会の指針 256
5 その他の契約条項について 258
[1]他に考えられる契約条項 258
[2]中小・下請企業が取るべき対策は 259
6 パターン別に企業間契約を検討する 260
[1]完成品メーカーに有利な契約の場合 260
■ポイント 260
■完成品メーカー(A)に有利な契約例(経営法友会の契約モデル) 260
[2]部品メーカーに有利な契約の場合 262
1 社団法人日本油空圧工業会の契約モデル 262
2 社団法人日本電子機械工業会の契約モデル 265
[3]販売業者と納入業者の場合 268
8章 PL保険の知識と実際
1 PL保険を知る 272
[1]PL保険とは何か 272
[2]商品内容のチェックポイント 272
■保険がカバーする期間 272
■保険がカバーする対象 273
■限度額 273
2 相次いで発表される新商品 274
[1]中小企業向けPL保険 274
[2]格安のPRPL保険 274
3 団体PL保険 275
■主な団体PL保険 275
◆1 全国製麺共同組合連合会 275
◆2 財団法人食品産業センター 277
◆3 社団法人全国家具工業連合会 281
◆4 社団法人日本油空圧工業会 283
◆5 財団法人日本消防設備安全センター 286
◆6 全国生鮮加工食品流通協議会 289
◆7 社団法人日本包装機械工業会 291
《コラム》PL保険にまつわること 294
9章 企業・業界に見るPL対策の現状
1 企業の動向 296
◆1 アパレル関連企業等 296 <ダイドーリミテッド>/<ツカモト>
/<三陽商会>
◆2 下着関連企業等 297 <ワコール>
◆3 家電関連企業等 297 <東芝>/<松下電器産業>
◆4 食品関連企業等 298 <宝酒造>/<アサヒビール>/
<日本即席食品工業協会>/<森永製菓>
◆5 コンタクトレンズ関連企業等 300 <メニコン>
◆6 社団法人日本たばこ協会 301
◆7 流通関連企業等 301 <ホームワイド(ホームセンター)>
/<ニチイ>
◆8 クリーニング関連企業等 302
◆9 医薬品/医療関連企業等 302 <日本製薬工業協会>
/<ミドリ十字>
◆10 石油関連企業等 303 <エッソ石油>/<出光興産>
◆11 建設機械関連企業等 304
◆12 文具関連企業等 304 <三菱鉛筆>
◆13 オフィス家具関連企業等 304 <コクヨ>
◆14 宝飾品関連企業等 305
◆15 化学品関連企業等 305 <旭硝子>
◆16 住宅関連企業等 306 <INAX>
◆17 伝統工芸品関連企業等 307
◆18 産業機械関連企業等 307 <住友重機械工業>
◆19 素材関連企業等 307 <旭化成工業>/<旭硝子>/<三菱アルミ
ニウム>/<ダイキン工業>
◆20 サービス関連企業等 309 <大東京火災海上保険>/<記録情報管
理士協会(ARMA本部米国カンサス州)東京支部>/<ダーバン>/<博
報堂>
2 業界の動向 311
[1]東京都商工指導所のレポート 311
◆1 漬物業界 311
◆2 製麺業界 311
◆3 婦人子供服業界 312
◆4 木製家具業界 312
◆5 包装機械業界 312
◆6 食品加工機械業界 313
◆7 工作機械業界 313
◆8 印刷産業機械業界 313
◆9 重電機器(電力・産業用機器など)業界 314
◆10 電気計測器業界 314
◆11 計量器業界 314
◆12 業務用厨房設備機器業界 315
◆13 喫煙具業界 315
◆14 玩具業界 317 」
これを見ただけでも林田学さんのこの本がいかに広く実務をカバーしているのかがわかると思います。
PL法対策には林田学の「中小企業・下請企業のためのPL法の対策実務」と断言できそうです。